こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
平成28年大相撲夏場所7日目。
この日解説の北の富士勝昭さんは、前日の豪栄道の相撲について「3回目の立合いもてはついていなかったんだから、本来なら止めなければいけない」とご指摘。
確認してみたら、確かにちゃんと手はついていませんでした。
実は手付き不十分だった3回目の立合い
前日6日目の豪栄道の対戦相手は琴勇輝。
一回目は呼吸はあったものの、豪栄道の手付き不十分で審判に止められ、2回目は琴勇輝が突っかけて不成立。
3回目で成立したものの、豪栄道は再三立合いが合わなかったことで集中力を欠いてしまったのか、一方的に引いて敗れるという展開になってしまいました。
こちらが、問題の3回目の仕切り。
左の琴勇輝は手を下ろしていますが、右・豪栄道はまだ手を下ろしていません。
豪栄道の手付きが不十分なうちに琴勇輝が立ち、
豪栄道がそのまま立ったことで、立合い成立。
うーん、確かについていない。。。
一回目を手付き不十分で止めるのなら、この3回目も止めないのは、ちょっとおかしい気がしますm(_ _)m
※さすがに動画を貼るのは気が咎めたので写真に止めさせていただきましたが、気になる方はぜひ、動画を探すなりして、実際の映像を確認してみて下さい。
スローで見ていただければ、豪栄道の手がちゃんとついていないことが分かるかと思います。
基準がバラバラなのは良くない
今場所から審判部の面々が変わり、立合いの手付きに対して指導が厳しくなりました。
それは、場所が始まる前の力士会でも事前に通知されていたことだったし、本来は両手をしっかり付いてから立たなければならないルールなので、手付き不十分で止められるのは、仕方がありません。
でも北の富士さんは「審判も行司さんも一瞬のことだから全て見極めるのは難しいが、基準がバラバラであってはいけない」と厳しいご指摘。
その通りだと思います。
6日目は特に手付き不十分で勝負を止められることが多く、お客さんからは止めた審判に対するブーイングもありましたからね。
同じくらいの手付き不十分で、止められる相撲と止められない相撲があると、お客さんも納得出来ないと思います。
2日目に放送されたインタビューで、八角理事長(元北勝海)も「認識がバラバラであってはいけない」というお話はされていました。
理事長は審判部だけの講習会も考えておられるようなので、ぜひとも、実現させてほしいですね。