こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
平成28年大相撲春場所中日 幕内の土俵を振り返っていきたいと思います。
中日 幕内の実況と解説
中日 幕内の実況と解説は、
実況 : 刈谷富士雄
解説 : 鳴戸親方(元琴欧洲)
向正面 : 稲川親方(元普天王)
東リポート : 太田雅英
西リポート : 藤井康生
(敬称略)
でした。
7日目までの展開
稀勢の里と勢が全勝です。
中日はこの二人の直接対決が組まれました。
7日目の幕内の相撲につきましては、下記記事をご参照のこと。
中日 幕内 取組結果一行メモ
取組を振り返っていきます。
左が東方力士、右が西方力士、○が白星、●が黒星です。
※加筆修正はしていますがほぼメモです。ほぼインスピレーションで書いているのでとても大雑把だったり専門用語も多少出てきますが、雰囲気でどんな相撲だったかご想像もしくは思い出していただければ嬉しく思います。
○千代鳳-大翔丸● 寄り切り
・千代鳳が低い体勢で前に出る。大翔丸のいなしには崩れない。
●明瀬山-御嶽海○ 寄り切り
・明瀬山が先に踏み込んで前に出るが、御嶽海、体を入れ替えて寄り切り!
○大栄翔-阿夢露● 突き落とし
・阿夢露が前廻しを狙って前に出るが、大栄翔、土俵際で逆転技を出す。軍配大栄翔で物言い。映像では、阿夢露の足が先に踏み出しているように見える。結果、軍配通り。
●豊響-里山○ 下手投げ
・里山が前廻しを取って中に入る。そして下手投げ。
●北太樹-佐田の海○ 寄り倒し
・北太樹突っかける。二度目で立つ。佐田の海は寄り倒し、北太樹がうっちゃる。軍配佐田の海で物言い。映像では、北太樹の足が少し早く出ているように見える。結果、軍配通り。
○英乃海-千代大龍● 寄り切り
・英乃海が右四つ左上手で一気に出る!いい相撲!
●豪風-徳勝龍○ 押し出し
・豪風優勢に見えたが、徳勝龍、反撃して形成逆転!
●玉鷲-魁聖○ 押し出し
・玉鷲、前に出ていたが、引いてしまった。魁聖は玉鷲が土俵から出るのを確認してから足を出した。
※刈谷さん、魁聖が土俵際の詰めも万全だったのを見て、十両で簡単に手をついたり、詰めの甘い力士について言及。「もう少しこだわりを持ってもいいのではないか?」
○妙義龍-逸ノ城● 寄り切り
・妙義龍がよく考えた相撲で逸ノ城を圧倒!上手い!
【解説】鳴戸親方(元琴欧洲)「逸ノ城は攻めが遅く、土俵際の粘り腰もない」
●臥牙丸-正代○ すくい投げ
・正代、抱えられたが、すくい投げで逆転!臥牙丸は悲しそうな顔をして帰って行った。
●旭秀鵬-貴ノ岩○ 寄り切り
・貴ノ岩は前廻し狙いの立合い。前廻しは取れず、組んでしばらく動きが止まる。貴ノ岩が上手を取り、引きつけて寄り切り。いい相撲!
後半
○琴勇輝-安美錦● 押し出し
・安美錦が左に変わる。琴勇輝ついていき、攻め込んだところを安美錦が突き落としを仕掛ける。どちらも吹っ飛んだが、軍配琴勇輝で物言いはなし。映像では、明らかに安美錦が先に踏み出していた。琴勇輝は安美錦が出るまで気合いで踏ん張っていた。
●松鳳山-高安○ 突き落とし
・高安、松鳳山が押し込んでくるところを、突き落とし。
※高安、ようやく初日!
○宝富士-豊ノ島● きめ出し
・組んで動きの止まる長い相撲。最後は宝富士が極めて一気に出た!
○豪栄道-栃ノ心● はたき込み
・豪栄道が立合い変化!コールがざわめきに変わった。次の勢が登場するまで、ざわめきは止まない。
●勢-稀勢の里○ 寄り切り
・勢は手をついている時から緊張している。稀勢の里が差し勝って左四つ。勢、右からの小手投げで応戦するが、決まらない。最後は右上手も取って寄り切り。いい相撲!
【解説】鳴戸親方(元琴欧洲)「稀勢の里は無理に前に出ようとしていない。落ち着いてとっていた。無理に出ようとすれば、小手投げを食っていた」
※刈谷さん、稀勢の里の単独トップに嬉しそう(笑)
○琴奨菊-栃煌山● 押し出し
・琴奨菊、栃煌山に双差しを許すが、圧力をかけ続けて前に出た!体幹の強さを感じた。
○隠岐の海-照ノ富士● 肩透かし
・照ノ富士、隠岐の海のはたきにあっさり落ちる。そして、腕が痛そう>_<
○日馬富士-栃煌山● 寄り切り
・蒼国来が善戦!日馬富士は膝が痛そう>_<
○鶴竜-碧山● 寄り倒し
・碧山突っ張るが、鶴竜、すぐ双差しになって寄り倒し。
●嘉風-白鵬○ 寄り切り
・白鵬、激しい突っ張りで嘉風を徹底して中に入れさせない。突っ張りと張り手を大いに喰らい、嘉風は鼻から激しく出血。白鵬も返り血を浴びていた。
※白鵬、通算勝星965で歴代3位。
感想
勢-稀勢の里は、素晴らしい熱戦でしたね!
勢も右からの小手投げで応戦していましたが、さすがに、左四つになると稀勢の里が強かったですね。
でも、鳴戸親方(元琴欧洲)の解説によると、稀勢の里が勝ち急いで無理して前に出ていたら、小手投げを食らっていた可能性もあるようなので、ただ左四つになれたから勝てた、というわけでもなさそうです。
稀勢の里は左四つになると強いですが、それでも負ける時って、勝ち急いで左四つになるまでのプロセスを怠ったり、勝ち急いで土俵際の詰めを怠った時が多いので、勝ち急がないことって、大切なんですね。
今場所の稀勢の里は、今のところ、勝ち急がず、落ち着いて取れているように思えます。
でも、過去に何度も「今場所の稀勢の里は今までと違うぞ!?」と思わせて裏切られたので、まだ油断は出来ません(笑)
でも、先場所の琴奨菊が「いや、今までが今までだからまだ油断は出来ないぞ」と思っていたらあれよと言う間に優勝してしまったので、それを稀勢の里にも期待したくなってしまいます(苦笑)
琴奨菊も綱取りを頑張ってほしいですが、稀勢の里にも、初優勝目指して頑張ってほしいですね。
中日 幕内の敢闘精神あふれる力士
来場者と公式有料アプリへのファン投票で決まる敢闘精神あふれる力士。
中日の幕内は、
1位 稀勢の里
2位 妙義龍
3位 勢
でした!
1986年生まれの3人がランクイン!
妙義龍も格好良かったですねvv
おめでとうございます^o^
幕内の優勝争い
結果、中日終了時点での成績優秀者は、以下の通りとなりました。
全勝 : 稀勢の里
一敗 : 白鵬、鶴竜、琴奨菊、豪栄道、勢
稀勢の里が単独トップです!
9日目は稀勢の里と琴奨菊の直接対決が組まれました。
もうちょっとあとまで残しておいてほしい対戦ではありますが、楽しみですvv
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました!
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