こんにちは^ ^
ペパーミントあいです。
平成27年大相撲九州場所13日目 十両の土俵を振り返っていきたいと思います。
13日目 十両の実況と解説
13日目 十両の実況と解説は、
実況 : 刈谷富士雄
解説 : 甲山親方(元大碇)
リポート : 白崎義彦
(敬称略)
でした。
12日目までの展開
12日目終了時点での成績優秀者は、以下の通りです。
二敗 : 正代、大翔丸
四敗 : 富士東、錦木、天鎧鵬
12日目の相撲について、詳しくは下記記事をご参照のこと。
[ai] 平成27年大相撲九州場所12日目(十両) 取組結果一行メモ
13日目 十両 取組結果一行メモ
取組を振り返っていきます。
左が東方力士、右が西方力士、○が白星、●が黒星です。
※加筆修正はしていますがほぼメモです。ほぼインスピレーションで書いているのでとても大雑把だったり専門用語も多少出てきますが、雰囲気でどんな相撲だったかご想像もしくは思い出していただければ嬉しく思います。
○千代の国(幕下)-大道● 寄り切り
・千代の国が気迫溢れる相撲!いい相撲だった!
※大道は負け越し>_<
○千代皇-東龍● 寄り切り
・千代皇が立合い双差し!一気に寄り切り!
●玉飛鳥-旭大星○ 送り出し
・旭大星、頭を下げて相手が出てくるところをいなして、送り出し。
○千代丸-阿武咲● はたき込み
・千代丸、当たってからの引き。阿武咲は怪我した左足が踏ん張れていない。
【解説】甲山「阿武咲は今場所、星が上がらないのは顎が上がって胸を出してしまっているから。でも、負けるなら前に落ちて負けろと言うくらいだから、思い切っていってはたかれるならいいだろう」
●里山-錦木○ 小手投げ
・里山、さっと潜って体勢を作るが、錦木、相手の左下手を極めて、小手投げで潰す。凄い相撲だった。
●天鎧鵬-正代○ 寄り切り
・正代、立合い差し手争いで差し負けて双差しを許すが、両前回しを引きつけて寄り切り!双差しになれなかったのに強い!正代は対応力もある力士と見た。
●荒鷲-大翔丸○ 突き落とし
・大翔丸、左を固めて前に出て、突き落とし!
○北はり磨-石浦● 押し出し
・北はり磨突っかける。二度目で立つ。石浦、頭で当たって左に動く。北はり磨、よく見て突いて押し出した!
●天風-常幸龍○ 上手投げ
・天風は左に動くような中途半端な立合い。常幸龍がどんどんいい体勢を作って上手投げ。天風は元気がない。
○英乃海-朝弁慶● 押し出し
・立合い行司待った。二度目で立つ。英乃海の一方的な展開。
【解説】甲山「朝弁慶は体が大きいのに頭からぶつかるので、脇が甘くなる」
●若乃島-青狼○ 押し倒し
・若乃島突っかける。二度目で立つ。青狼が崩して前に出る。
○輝-徳真鵬● 寄り切り
・輝が左四つ右上手から寄り切り。相手の左をおっつけながら上手を取っていた。
○旭日松-鏡桜● 寄り切り
・旭日松突っかける。二度目で立つ。旭日松が双差しで一気に出る!早かった!
●貴ノ岩-明瀬山○ はたき込み
・明瀬山、土俵際逆転のはたき込み!
錦木は凄い相撲
錦木はここ最近、怪力で相手をねじ伏せるような相撲が多いですね。
旭日松はまさにその小手投げで腕をやられてしまい、この日の里山も、終わった後腕を気にしていました>_<
ちょっと痛そうで怖いですが、おぉ、すげー!と唸ってしまう相撲でもあります。
怪我をしてしまう瞬間って、ちょっと見るの怖いですが、土俵の上では中途半端な優しさは不要、思い切り全力で相手を倒しにかかる相撲って、やっぱり迫力あるし、面白いんですよねぇ。。。
正代は双差しになれなくても強い
そして、ここまで双差し速攻寄り切りの相撲で多くの白星を挙げてきた正代。
この日は双差しにはなれませんでしたが、外四つで一気に前に出る相撲で天鎧鵬を破りました!
大翔丸には双差しになれなくて破れてしまいましたが、こういう相撲も取れるんですね!
対応力のある力士だなと思いました。
それだけ稽古をよくしているから、体が動くのでしょうね。
湘南の重戦車はガソリン切れ?(笑)
そして、新十両の朝弁慶は、途中まではいいペースで白星を重ねていたのに、ここに来て連敗が続いています。
気が付いたら6勝7敗>_<
この日は脇の甘さが仇となるような相撲内容でしたね。
解説の甲山親方(元大碇)によると、朝弁慶は体が大きいのに頭で当たる立合いをするため、脇が甘くなってしまうのだそうです。
……言われても全然理屈はよく分からないのですが、そういうものみたいです(苦笑)
ご本人がなぜその立合いを選んでするのかは、分かりません。
単純に甲山親方の指摘内容に気付いていないからなのか、それは分かってはいるけれど、他に狙いがあってのことなのか。
ただ見ている側としては、とても勉強になる解説でした^ ^
朝弁慶の脇の甘さは多くの解説者の方々が指摘されていましたが、脇が甘くなってしまう理由を説明して下さったのは、甲山親方だけですからねぇ。
輝、気が付いたら7勝目!
そして、朝弁慶とは対照的に、前半あまり良かったイメージはないのに気が付いたら7勝目を挙げているのは、輝。
この日は大きな徳真鵬を相手に、相手の左を追っ付けながら自分の右上手を取り、寄るという、上手い攻めを見せました!
少しずつ、地道にではありますが、相撲が良くなっていることは毎場所感じます。
その努力の成果が、ドーンと花開く日が、楽しみです!
阿武咲は再出場
この日から、足首を傷めて休場していた阿武咲が再出場しました。
実質2日間しか休んでいないのは、心配です>_<
でも、膝には異常がなく、稽古場に降りて取れると判断したから、出場に踏み切ったとのこと。
今の成績のままでは、十両残留も危ういですからね>_<
幕下に落ちてもう一回登るのは、本当に大変なことです。
幕下上位に関取経験者がたくさんいて、中には長いこと幕下に定着してしまっている人も少なくないですもん。
なので、少しでも見込みがあるなら出場したい気持ちは、とても分かる気がします。
一番でも多く白星を挙げて、悔いのないように終われることを祈るばかりです。。。
13日目 十両の敢闘精神あふれる力士
来場者と公式有料アプリへのファン投票で決まる敢闘精神あふれる力士。
13日目の十両は、
1位 北はり磨
2位 輝
3位 正代
でした!
石浦との小兵対決を制した北はり磨がランクイン!
同じ小兵でも、相撲のタイプは全く違う力士同士の対決、面白かったです!
おめでとうございます^o^
十両の優勝争い
結果、正代と大翔丸は二敗を守り、錦木も四敗を守ります。
正代に敗れた天鎧鵬は五敗に後退。
その後、富士東も幕内の北太樹に敗れ五敗。
13日目終了時点での成績優秀者は、以下のようになりました。
二敗 : 正代、大翔丸
四敗 : 錦木
四敗の錦木にもまだ優勝のチャンスは残されていますが、14日目、正代と大翔丸のどちらかが勝てば、その時点で可能性はなくなります。
ほぼほぼ二人に絞られた感じですねぇ。。。
14日目の好取組
正代が初めて、幕内で相撲を取ります!
相手は北太樹。
楽しみです!
以上、ペパーミントあいがお届けいたしました!
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平成27年大相撲九州場所13日目 幕内と幕下の感想にも、あわせてお付き合いいただけると嬉しいです^ ^
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