こんにちは。ペパーミントあいです。
平成27年名古屋場所。西十両十一枚目 若の里の日別のまとめを作成いたしました。
何らかのお役に立てれば幸いです^^
本まとめについて
本ブログの日別の取組結果一行メモより、若の里の取組分のみ抜粋させていただきました。
ほぼコピー&ペーストしてそのまま掲載させていただいておりますが、引用だと意味が通じなくなる箇所などは若干手直しを加えております。
平成27年大相撲名古屋場所 西十両十一枚目 若の里 日別メモ
西十両十一枚目 若の里 忍(わかのさと しのぶ) 39歳
青森県弘前市出身 田子ノ浦部屋
成績 : 4勝11敗
- 初日
- 2日目
- 3日目
- 4日目
- 5日目
- 6日目
- 7日目
- 中日
- 9日目
- 10日目
- 11日目
- 12日目
- 13日目
- 14日目
- 千秋楽
対 大道 ● 上手投げ
・立合いは行司待った。二度目で立つ。四相撲の攻防。
対 高立 ● 押し出し
・高立が一気に前に出た!
振分親方(元高見盛)解説「若の里は焦り気味に立っていたので、腰が入っていなかった。高立は腰がしっかり降りていた」
対 明瀬山 ● 寄り切り
・若の里が先に得意の左四つになるが、動きが止まる。明瀬山が一気に前に出た。
両者に声援が飛んでいた。明瀬山はご当地力士。
対 翔天狼 ● 押し出し
・翔天狼の一方的な展開。若の里は元気がない。
対 玉飛鳥 ◯ 肩透かし
・若の里、当たってからのはたき。ふつうなら盛り下がるところだが、若の里が初日を出したからか盛り上がった!
対 阿炎 ● 押し出し
・阿炎、今日は引かずに押し切った!よく押し切った!
三保ヶ関親方(元栃栄)解説「前に出てくる相手だと阿炎は逃げるが、若の里は出てこないので逃げる必要がなかった。
対 若乃島 ◯ 寄り切り
・若の里が気迫溢れるいい相撲で寄り切り!盛り上がった!
対 錦木 ○ 上手投げ
・若の里突っかける。二度目で立つ。長い相撲になったが最後は頑張って若の里!お客さん大きな拍手!
対 徳真鵬 ● 押し出し
・若の里、善戦したが、及ばず。最後は力尽きたように見えた。
対 石浦 ● 寄り切り
・若の里が突っかける。二度目で立つ。石浦、若の里の張り差しを双手突きで防ぎ、頭をつけて前廻し。若の里が引いたときろを一気に前に出た!
対 荒鷲 ● 突き落とし
・若の里、両廻しを取っていい体勢を作るが前に出れず。負け越し>_<
対 出羽疾風(幕下) ● 寄り切り
・若の里、懸命さは伝わったが、及ばず。出羽疾風はいい相撲!
対 天風 ○ 引き落とし
・若の里、天風の出足を交わして踏みとどまる!
※若の里は4勝9敗。残り2番を勝てば十両残留の可能性が出てきた。
※この取組を担当する田子ノ浦部屋の木村隆男は若の里の一年兄弟子で一学年上、呼出し光昭は若の里と2歳上2年兄弟子。
対 旭日松 ● 押し出し
・旭日松一気に前に出る!若の里は引いてしまった。お客さん、静まり返る。
※若の里は10敗目。十両残留が厳しくなった。
対 天鎧鵬 ● 寄り切り
・若の里、懸命に体勢を作るが、天鎧鵬に胸を合わされる。一秒でも長く取りたい気持ちが伝わった。
※若の里は深々とお辞儀。タオルで涙を拭いながら花道を去る。花道の奥で花束をもらっていた。お疲れ様でした。
※時間いっぱいの塩で、いつもは断る呼び出しさんからのタオルを受け取っていた。
平成27年名古屋場所の若の里
前々から、幕下に落ちてまでは取らないことを明言しておられた若の里関。
でも、一日でも長く相撲が取りたい。ずっとそう言っておられた39歳のベテランが、とうとう引導を渡される時が来てしまいました>_<
まだまだ元気だと思っていたけれど、こうして取組のメモを振り返ると、十分な形にはなったけれど前に出れない、そんな相撲が多かったですね。。。
でも、必死さの伝わる相撲、懸命な相撲が多くて、メモを読み返しただけで泣きそうになってしまいます>_<
奇しくも、同期で40歳の旭天鵬関もこの場所で十両陥落が確定的となりました。
名古屋場所終了後、旭天鵬関はすぐに引退を発表されましたが、若の里関は地元青森でも行われる夏巡業に参加してから、正式に発表されるとのこと。
一日でも長く取りたい、若の里関らしい引き際だと思います。
若の里関 インスタグラムのコメント
最後に、若の里関のインスタグラムのコメントをご紹介したいと思います。
千秋楽 力士生活24年、関取生活18年、ついに力尽きました。たくさんの応援ありがとうございました。特に千秋楽の相撲に対する声援と拍手には涙がこぼれました。 悔しさや寂しさがある一方、肩の荷が下りて緊張感から開放されたのも事実です。 大好きな相撲をまだまだ続けたい気持ちと、関取の地位を失う現実、、、受け入れなければいけない現実なのですが、現段階ではなかなか気持ちの整理がつきません。少し時間を頂いて決断したいと思います。気持ちの整理がつきましたら、今まで応援していただいた皆さまにも報告したいと思います。 本当に本当に心から「ありがとうございました」 若の里
卒業式 夏巡業最終日、自分の相撲人生に最後の区切りをつける日がきてしまいました。 地元青森での巡業ということもありたくさんの声援をいただき、最後の相手になった遠藤には上手投げで勝たせてもらいました。巡業の取組ということもあり、遠藤なりの私への贐だったのかと思います。最後の花道を引き上げる際には同じ部屋の後輩、稀勢の里から花束をいただきました。みんなの心遣いが私にとって卒業式のようなものになりました。中学校の卒業式を待たずに入門した私にとって小学校以来27年ぶりの卒業式は感謝感激、涙、涙の最高の卒業式になりました。最後の最後まで幸せな相撲人生でした。みなさんありがとう。そして「若の里」さよなら! 古川忍より #若の里
上が名古屋場所終了後、下は夏巡業終了後のものです。
色々とこみ上げる思いが伝わってきて、泣けますね>_<
若の里関、本当に長い間、お疲れ様でした!